ビニールガウン
ようやく大阪の緊急事態宣言が解除され、少しずつ人出も増えてきました。
城東診療所では健康診断も再開することができ、引き続き感染予防策を徹底しながら診療を続けてまいります。
さて、その感染予防策の一つに防護服と呼ばれる診療用の使い捨てのガウンがあります。一般的には不織布で作られた使い捨てのものですが、新型コロナウイルスの流行で、マスクや手指消毒剤とともに品薄となっていました。
そこで、市販のごみ袋を使って手作りできると聞いた私たちは、普段お世話になっている組合員のみなさんにビニールガウンの製作をお願いしました。すると、「やってみたい」「一人ではできないかも」という声がよせられ、診療所の2階にある組合員ホールで3密を避けてガウン作りが始まることになりました。一度に集まって作業ができないので時間帯を分けて少人数ずつ作業するなど組合員の皆さん自ら呼びかけあい、計画し、買い出しもしてくださいました。初めはインターネットの動画を見ながらの製作でしたが、すぐに慣れてどんどんスピードアップしていき、ビニールガウン職人チームができあがりました。
10日間ほどの間に延べ70名程の職人さんの参加で200枚以上のガウンを完成することができました。そのほかに自宅で作って届けていただいた方もあり、合わせて約300枚のガウンが診療所に届けられました!!
組合員の皆さんの行動力と団結力に感動と感謝の気持ちでいっぱいです。
届けていただいたガウンは城東診療所を含むヘルスコープおおさかの事業所で使わせていただいています。
みなさん、ほんとうにありがとうございました。